2007年05月15日

LM4040AIZ 高精度マイクロパワー・シャント型基準電圧 @ 電子工作

高精度マイクロパワー・シャント型基準電圧、LM4040AIZ-4.1/NOPBを購入していたので計測してみました。

このLM4040AIZ-4.1/NOPBは販売店のサイトには出力4.1Vと成っているのですが、データシートを確認すると4.096Vと成っています。中途半端な数字に見えるのですが、12bit DACを使う場合、精度が2^12=4096なので、DACへ送った数値そのままが出力になり、都合がよい形になってます。

これも、2.5Vのタイプと同様の回路でLM4040AIZ-4.1を計測、4.09Vでした。誤差が0.006Vなので、比率にすると0.14%。2.5Vの方が誤差が少ないのですが、これは半分の基準電圧なので、倍の5Vにして考えると誤差は若干2.5Vを使った方が大きくなります。此所まで来ると他のところの誤差が影響して大差ない気もしますが・・・。

どちらを使うか迷います。コスト的にはLM4040AIZ-4.1の方が安いのですが、そのまま使うと音域が狭くなります。しかし、その分精度は高くなります。LM4040AIZ-2.5との価格差は95円。音域を広げることを考えなければ、精度もコストもLM4040AIZ-4.1かな・・・。4Vだと4オクターブ。ちょっと狭いかなぁ。最初は徹底的にコストダウンしたモデルを作りたいので、仕方無しとするかな。あとで高精度の16bitバージョンを作るときに豪華仕様にします。

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