2014年06月09日

3DなマーカーでAR @ 3D

Unityでmetaioを使う話しの続編は後日の予定ですが、その前に、3Dマーカーの話し。

今どきのARライブラリーは2Dのマーカーだけでなく、3Dの認識に対応しているモノも増えています。その中で一番お手軽なのはVuforia。次にmetaioかな。他にもありますが、ちょっと面倒なので、今回はこの二つの特徴に関して紹介します。使い方とか細かな話しは後日紹介するかも。

まずは、Vuforiaですが、これは、予め決められた形状のテクスチャを認識してマーカーとする事が出来るタイプです。立方体、円柱に対応していて、辺の大きさなどは指定出来るので、様々な形の形状にある程度は合わせる事が出来ます。ただ、立方体の場合、表と裏の画像が同じモノだと上手く認識してくれない場合があるので、その辺は要注意。Vuforiaはデベロッパーのサイトでマーカーを作ってしまえば、Unityで利用するのは簡単なので、箱菓子のパッケージなどでARコンテンツを提供する場合、短時間で作る事が出来、一番お手軽。

次にmetaioです。こちらはVuforiaの様な画像をベースにしたものではなく、立体物の特徴点やCADなどで作成した形状のエッジを利用して認識します。まず、特徴点を利用する場合、metaio Toolbox(iOS/Android)というアプリを利用する必要があります。これで3dmapファイルを作成して、metaio Creatorで編集すれば、簡単にjunaioで見る事が出来るARを作成出来るので、ツールがカバーする範囲であれば非常に簡単に出来ます。Toolboxでマップを作成する際に幾つかサイズ指定が出来、一番大きなビルディングサイズでマップを作れば、大きなものをARマーカーに出来るので、なかなか楽しいです。

そして、metaioのもう一つの方法、CADなどで作成した形状のエッジを利用して認識する手法ですが、まだベータの機能なので、最終的には多少違っているのかもしれませんが、現時点ではちょっと面倒。これもmetaio Creatorを使ってトラッキングデータを作るのですが、予めOBJファイルを用意しておきます。これオブジェクトトラッキングで3D CAD Modelを選択した時に、用意したいファイルを使います。読み込んだ直後に初期状態の視点を設定するのですが、これが上手くいかな。凄く操作性が悪いのです。最終的にこの時の視点は後で重要な設定に成るので、ちゃんと設定したいのですが、上手くいかない。ズームや回転を行う時に形状を見失ってしまいます。凄くイライラしますが、上手く設定出来たら、metaio Creatorで後は色々出来るのであとは簡単かな。

最初に設定した初期状態の視点ですが、実はARを表示する時に、自分でスマートフォンを動かして合わせる必要があります。マップファイルを使った場合に比べて、その点が不便な部分です。ある程度適当な位置でマッチしてくれるマップファイルは、精度で多少問題があるとは言え気軽に使えるのですが、エッジを抽出した場合は、最初の形(視点)を一致させる必要があります。その代わり、トラッキングの精度は高い様に思います。

ちなみに、Unityなどで書き出したトラッキングデータを利用する場合は、書き出したXMLファイルを編集すれば、初期状態の視点を変更出来ます。ただ、視点を合わせる為のダミーの形状データは、metaio Creatorで直接出力する場合と違ってUnityで作ると表示されないので、余分にmetaioTrackerを作ってもとの形状データを入れておきます。ただ、初期状態のままだと正しく無い向きになっているので、x:270 y:180 z:0 に変更しておくと良いです。当然、形状データは半透明にしておきましょう。あとで邪魔になります。

以上、Vuforiaとmetaioを使って出来る立体物の認識に関してでした。それぞれ異なる手法なので、状況に応じて使い分けって感じですね。

商品のパッケージをマーカーにする場合、形状が立方体や円柱だったらVuforiaで、特殊な形状はmetaioですかね。それから、建築物などはmetaioが良さそうです。もっと大きなスケールの場合は、そもそもマーカーって言うよりもGPSやコンパスに頼った方が良いかも。

Vuforia – enable your apps to see
>>関連リンク

metaio | home | Augmented Reality Products & Solutions
>>関連リンク

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