ALWAYS 続・三丁目の夕日 < 映画

2007年12月03日

ALWAYS 続・三丁目の夕日 @ 映画

なかなか見に行く時間が無くて、可成り遅くなってしまったのですが、やっと見に行きました。他にも見たい映画があったのですが、先に終わってしまうと困る物からと言う理由で「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を見ました。

ストーリーとしては、前回の映画の続きとして良くできていると思うのですが、映像がイマイチ。期待が大きいからこそ、評価が辛くなってしまうのですが、単純なミスがあったり、手抜きと思われる部分が結構あります。

ミスとしては、空港の部分。屋上のシーンでは、影が人物のほぼ真下に落ちているのに、余り時間が経過してないと思われる次のシーンでは思いっきり影が長くなってます。空港のそばをウロウロしていて時間経過しているという設定もなくはないのですが、不自然。

手抜きと思われる部分は3DCGの動く物全般。特にエキストラの動き。モーションキャプチャーを使われているようなのですが、明らかに動きが変。腰の部分を固定して、歩いているような変な動きになってます。肩の振り方、足の出し方が特に変。(ロバートゼメキス監督にモーションキャプチャー部分だけでもお願いすれば良かったのにね。) その他にも路面電車も何だか箱が滑っているだけに見えてしまいます。広島には路面電車が走っているため、日常的に目にするので、見る目が厳しくなってしまうのかも。最後にこれが最も気になった部分。レンダリングのフレームが少ないのか、モーションブラーが上手くないのか、動いている部分がカクカクしてます。フィルムに落とすことで、上手く辻褄が合ってないのかも。

商業的には前作のヒットのお陰で今回もヒットしているのかもしれませんが、随分と性格の違うモノになってしまった気がします。商業的にヒットした続編なので、それなりに柵も生まれてしまい、不本意の部分もあるように感じてしまいます。ハウスの広告を探すとか、本編とは全然違う楽しみが出来ると捉えれば面白いのですが・・・。

ALWAYS 続・三丁目の夕日
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