2005年02月26日
フェイズディストーション音源 @ 音楽
イエローマジック歌謡曲の中に収録されている中原理恵の「生意気娘」。ノッケからこれってCZだよね。時代的に考えてもそんな気がする。当時CZシリーズの広告に出てた幸宏さんの曲だから、使っていても可笑しくない。しかし、CZ-1が発売されたのが86年。この曲が発表されたのが85年秋。微妙にベロシティが付いている所も有る様にも聞こえるので、CZ-1が使われている様な気がするのだが、85年だと発売されてないんだよね。プロトタイプを使ったのだろうか?それともアタックタイムの具合で、ニュアンスが違って聞こえるのかな。ってことはCZ-5000かCZ-3000なのか?発売のタイミングからすると5000かな。気になる。(笑)
幸宏さんと言えば、カシオのドラムマシンに音を提供していた事が有るのですが、この曲でカシオのシンセを使っていたとしても、流石にドラムは同社のドラムマシン(RZ-1は多分85年には発売されてない)を使うなんて事はせず、叩いていると思いますが、RZ-1に収録されている音に近い様な気がします。RZ-1でこの曲の様な強弱の音が入っていたらもっと使えるマシンだったんですけどね。RZ-1ってベロシティのニュアンスがイマイチで、勿体ないマシンに成っていた様な気がします。CZやFZの出来が良かっただけに残念だった。
当時あまり意識してなかった曲も改めて聴くと面白いです。90年代以降と違って80年代まではシンセの個性が特に強かったので、楽器が分かって面白いです。
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