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先週末に開催されたクックパッドの第2回「開発コンテスト24」に参加された人達の作品が紹介されてました。

テーマが発表されてから、何が出来るか自分でも考えて、作れそうなモノが有ればコンテストに応募するつもりでしたが、どう考えても24時間で出来ない様なモノばかりで断念しました。

そもそも、課題の「（普段の生活で）半径3m以内にいる人が困っていることを解決する 」にある3mが非常に難しい。もちろん「普段の生活で」って所も気になるのだが、括弧付きなので、敢えて無視したとしても3mは難しい。3mの範囲ならば、そもそも言えば早い距離。見れば分かる距離。その辺をクリアする為には、言ったり見たりする情報が得られない状況というのが、容易に想像出来る。何らかの障害があるケースです。思い付いたモノとしては、先ず電車。満員の場合、周りの情報が得られなくなるので、条件にはあてはまる。しかし、この状況で使えるデバイスは限られる。カメラ付きのケータイなんてモノを使っていたら怪しすぎる。つまり却下。残るは、障碍者を想定したケース。ただ、「普段の生活で」身近に居た場合、コミュニケーションを取る術があるはず。敢えてこの部分を無視すれば、筆談アプリかなと思いました。しかし、単純に作っても面白くないし、時間的に厳しそうなのでやめました。

受賞作品を見て思ったのですが、上位三位までが、ターゲットとして上に書いたような作品でした。外国の人という所までは思い付きませんでしたが・・・。それにピクトグラムというのは、上手いなと思いました。そもそも、ピクトグラムのJIS化されたモノがフリーダウンロードできることを知らなかったで、思い付いたとしてもピクトグラムを作らねばならないと思った時点で、制作断念しただろうな。

3位の作品は、事前にどんなモノを作っているのか聞いていたので、形になれば言い線は行くだろうなと思ってましたが、3位とは！！おめでとう。これは完全にAndroidならではですね。Googleの音声認識APIをiPhoneでも使える様にして貰えれば、同じモノが作れるんですけどね。狡いです。Googleさん。

その他、選外の作品も幾つか紹介されていたので見てみると、やはり、3mが重要だった事がよく分かります。「言えば早いじゃん」をやってしまっている人が結構居たみたい。それと、主催がレシピサイトを運営しているクックパッドなので、課題を半ば無視して料理に結びつけている作品もありました。当然選外。

今回、何故3mという距離を課題に入れたのかを考えてみたのですが、これは相手の状況を把握出来る距離で、困っている状況を見付けたところで一歩踏み出して相手のパーソナルエリアに踏み、そこから困っている状況を解決する行為がスタートするって意味だったんだなと思いました。コミュニケーション自体がコンピュータやケータイなどでは、言えば早い、手を差し出す方が早いと言う事になるので、その辺を考えてないモノは選外だったんだなと思います。困っている状況の把握を遠回りにしてしまったモノは論外だった気がします。

それにしてもみんな真面目ですよね。もっとぶっ飛んだアイデアの作品は応募がなかったのかな。3m以内にいる宇宙人を助けるとか。(笑)　宇宙人は冗談にしても、半径3m以内が条件だったら、画像認識だったり、人感センサーとか、物理的なモノに反応したり反映したりするモノが少なかったみたいですね。最終的にはドラえもんとか鉄腕アトムみたいなロボットになってしまいそうですが、もう少しフィジカルコンピューティングとか電子工作を絡めたモノが有っても良かった気がします。その点、1位は物理的な部分が有るんですよね。出力は画面に置き換えられる気もしなくもないですが・・・。

前回、今回共に思ったのですが、24時間しか開発期間がないので、個人で応募する場合は、アイデア一発勝負ですね。重要なのは、企画力と、見せ方だなと思いました。技術的なところは、どうでも良いとは言いませんが、重要度は高くないなと。

第2回「開発コンテスト24」受賞作品発表 | クックパッド株式会社
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エンジニア向け「第2回 開発コンテスト24」開催 | クックパッド株式会社
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