2006年09月03日

フォントの商業利用 @ ウェブ

最近、仕事でデザインをすることがないので、フォントに関して日記にあまり書いてないですね。

何度か書いている気もしますが、フォントの商業利用に関して。

ウェブデザインで、意外とライセンスを無視して使われているのがダイナフォントだったりするのかなと思ったりしますが、バナーなどに使ってしまうと結構な料金が掛かってしまうのがダイナフォントです。

商用利用許諾について - DynaComware Corp.(ダイナコムウェア)
>>関連リンク

商用利用許諾によると
>使用例:WEB上でのバナー作成 配信サービス用
>ロイヤリティ:タイトル(ただし一般的なホームページ作成は除く)
>参考価格:5万円
「一般的」が何を意味しているのかが分かりませんが・・・。

ダイナフォントはパッケージ自体が安く売られているので、買ってしまえば全ての用途に使えると思っている人が居ますが、違います。これはダイナフォントに限った話ではなく、多くのフォントのパッケージで同様のことが言えます。そう言う意味で例外なのがモリサワ。フォントのパッケージ自体は少々高いのですが、使用範囲に関しては可成り制限が緩いです。高いと言っても個別のライセンス料金が発生するフォントより安いと思います。少しでも商業利用の可能性があるデザインをする人は必須だと思うんですけどね。

他にもフォントワークスのLET'Sあたりが年間料金以外は費用がかかりません。毎年利用料金を支払う必要があるので、それなりのデザインの仕事量がないと利用は厳しいかもしれませんが・・・。

ちなみに・・・。

mixiの方で主要なフォント販売会社の料金(映像での利用)に関して纏めている人が居ましたが、最も高いのが視覚デザイン研究所で、次がダイナフォント。キヤノンが無償と紹介されてますが、これはあくまでもキヤノンのパッケージに入っているキヤノンが製作して販売しているフォントのみです。キヤノンのパッケージには他のフォントメーカーのフォントも入っているので、それらの規約は個別のモノが適用されます。

>>関連リンク

主要なフォント販売会社のリンクは下記のメールマガジンのバックナンバーに。

[タイプラボ・フォントNEWS]2006年01月 第25号 
>>関連リンク

企業のウェブページ制作を格安で請け負っているところがあったりしますが、フォントのことだけでも結構コストがかかるので、1ページだろうが10ページだろうが、タイトル部分にダイナフォントを使ったりすると5万円以下の制作費というのはあり得ないことになります。その他にも人件費以外に掛かってしまうモノというのがあるので、それらを積み上げると非常識な価格設定というのは出来なくなるもの。何ですけどね・・・。

ライセンス料金を中心に書きましたが、フォントによってはそのフォントの改変を認めてないところがあるので、その辺も要注意ですね。文字の一つだけを商品のイメージに近い形だったり、商品をダブらせた形にする場合がありますが、それすらも通常の契約では許されない場合があります。

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